センチメンタル プレリュード

とりあえず二日かけてクリアした第一感想。
長っ!!
正直、かなり前時代的なギャルゲーADV。
また色々と突っ込みどころも山盛り。
一枚絵であからさまに顔が違ったり、フラグをキャラ単位でしか管理していないのか、別キャラが絡んだりすると完全に話が前後していたり、既にその場に居ないキャラの立ち絵が残っていたり、全く知らない情報が唐突に周知の事実みたいに出てきたりと。
それでもあえて言おう、

 良 い 作 品 で し た 

そして、本心からの感想としては

 ゲ ー ム で や る 話 じ ゃ ね え

矛盾した叫びに聞こえるかもしれませんが、両方とも紛う事無き魂の叫びです。
このゲームを一言でまとめるなら『男女七人幼馴染物語』
二十代以上にしか判らないでしょうが、某トレンディドラマ(これも死語か?)のタイトルを流用したように、シナリオが全くゲームに向いていません。
いや本当に。ストーリーの締めが『メインヒロインとのハッピーエンド』一択以外にありえない状態。ヒロインを選べるギャルゲーのシナリオとして成り立ってません。

ただそれ故、色恋を含めながらメインキャラたちが友情を再確認していくストーリーに所々マジ泣。
一度切れかけた絆を徐々に繋ぎ戻していくと言う展開は、正直もろに弱点です。
それ以外にも、旧センチファンに対するサービスシーンなどもあったりと、長い中も結構楽しんでプレイしていました。

でも、正直一般には進められないなぁ(苦笑)