(ネタ)ヒロイックファンタジー版ガンダムSEED DESTINY
ロゴス
なちゅらる教の一部最高司祭達が、自らの私腹を肥やすために結成した秘密結社。
表向きは、なちゅらる教の一派である「ぶるーこすもす」を名乗る。
ぶるーこすもすは教義について、なちゅらる教徒である自分達のみが正統な人類であり、この地上は神が正統な人類のために創造したものであると説いた。
そのため、なちゅらる教を信仰していないザフト国は、神に仇なす悪魔の国であり、そこに住む者は人間ではないためこの大地に住む資格はないと主張。ところが、この強硬な主張は多くの国々に指示され、ついにはぶるーこすもす派主導の基「地球連合国」を結成。ザフト国に対し”聖戦”を仕掛けることとなる。
これが世に言う「第一次種大戦」である。
この大戦は、両国の一部を焦土化するなど激化の一途を辿ったが、光の勇者達の活躍により両国の痛み分けという形で終結した。
しかし、この大戦によるロゴスへの直接的な被害は少なく、今また前大戦の終結に納得出来ない一部の者によるテロ行為をきっかけにして「第二次種大戦」を引き起こすことになる。
オーブ国
かつては、なちゅらる教圏にあって、ザフト国民も人間であり争う必要など無いと説いた平和国家であった。
しかしその姿勢がロゴスの怒りを買い、前大戦の混乱の折、ぶるーこすもす派からの攻撃を受け国王を含む多数の人命が失われた。
光の勇者『アークエンジェル』一行
最強の勇者キラ
かつてザフト国の神官であり、魔術師であり、錬金術師であった父により『最強』を約束されこの世に生を受ける。
だがその力は、彼の精神状態に大きく左右される不安定なものであり、そのため何度か窮地に追い込まれたことも有った。しかしラクスと出会い、力を文字通り絶対のモノとしてからはあらゆる脅威を退け前大戦を終結。世界に安寧をもたらした。
しかし彼自身、その安寧は一時的なモノに過ぎないと考えていたらしく、前大戦終結後オーブ国にて平穏な時間を過ごしつつも、かつて自らが纏っていた装備全てを家屋の地下に隠していた。
そして悲しいかな、この予感は現実のモノとなり、彼は前大戦を生き残った仲間達と再び戦火の中へと舞い戻ることとなる。
「一体どうすれば真の平和は訪れるのか?」「そのために僕たちは何と戦えばよいのか?」その答えを求め、不殺の誓いを胸に今日も彼は戦場を駆け抜けて行く。
その行動が、世界の混乱に拍車をかけていると知りながら。
根源の巫女ラクス
”この世界”を司る”何か”に干渉する力を持つ巫女。
前大戦に於いて彼女はこの力を使い、キラの最強を”この世界における絶対の法則”として刻みつける。
また最近では、シンの家族が死亡した原因を力により”書き換え”たりもした。
亡国の姫カガリ
かつてのオーブの理想を未だに持ち続ける姫君。
しかし、ロゴスに迎合した他の諸侯達の罠にはまり、望まぬ結婚を強いられた際、キラ達に救われ国を後にした。
しかし何とかかつてのオーブ国を取り戻そうと力を尽くすが、高すぎる現実の壁に阻まれ、ひたすら涙する薄幸の姫。
ザフト国 主要人物
賢帝デュランダル
現ザフト国皇帝。前大戦終了後、混乱の極みにあったザフト国を瞬く間にまとめ上げた手腕の持ち主。
また平和を愛する心の持ち主で、今大戦の開戦初期、無理難題を押し付けてくる地球連合に対し、最後まで和平への道を模索した。
そんな彼の力量と性格は、ザフト国のみならず愛されており、人々は敬意を込め彼を”賢帝”と呼ぶ。
しかし、その姿は彼にとって仮面に過ぎない。
彼の本当の姿は、この世界を手中に収めようとする魔王なのであった。
そのため、自分の正体に気付く可能性のある光の勇者の存在を非常に恐れている。
純白の騎士レイ
賢帝を慕う忠臣。
デュランダルの正体とその真の目的に気付いてはいるが、それすら「正しい事である」と考えているほどデュランダルに心酔している。
そのため彼の立場を危うくしかねない、勇者キラ抹殺のためシンの覚醒を促した。